贈答用にカニポーション 場合によっては失礼にあたる事も…?
贈答品と言うと高級なイメージがありますが、カニに関しても高級なタラバガニ等を贈答品として選択する事は多いかもしれません。
鮮魚売り場等に行くと、カニは丸ごとそのまま売っている場合と、立派な足を甲羅から外して直ぐに食べられるように殻の一部を切り落としてある、謂わばカニポーションの状態で売られている場合とがあります。
家庭で食べるならば恐らくは多くの人が丸ごとではなくて、カニポーションの方を買うのかも知れませんが、これが贈答品用だとどうでしょうか。
贈答品ならば贈る側にとっても見栄えには拘りたいところですし、丸ごとを贈る方が正式なイメージがある事から、相手に対して敬意を払っているような気持ちになるかも知れません。
逆にカニポーションの状態で贈る事は、相手に対して失礼にあたるような気持ちに陥る事もあるかも知れません。
恐らくはこの事については考え方の問題で、食に拘りを持っている人ならば丸ごとがやはりお勧めで、小さな子供さんがいる家庭へ贈るならば、食べ易いカニポーションが喜ばれるのかも知れません。
食に拘りのある人ならばカニの足を上手に自分で割って食べる事が出来るでしょうし、甲羅の中のカニ味噌も好む人も多いかも知れませんが、子供さんが中心になって食べる事も考えられる家庭においては、やはり食べ易い状態のカニを贈ってあげた方が親切と言えると思います。
贈答品と言うと何かかしこまったイメージがありますが、送られる側の気持ちや環境に合わせて商品を選択する事が、何よりも大切な事であると言えます。